Home > 鍼灸
鍼灸 Archive
燥邪犯肺
■ 臨床症状
乾咳 ( カラ咳 ) して痰がないか、あっても少なく粘っ濃く吐き出しにくい。
唇舌咽鼻が乾燥して潤いがなく、身熱や悪寒、胸痛と喀血があったりする。
秋の季節に燥邪を感受して、肺衛が侵犯されて起こった証候です。
■ 考察
燥邪犯肺証は、乾燥して津が少ないことが証を調べるポイント。
燥邪は肺津を傷付けやすいが、肺津が傷付けられると肺の潤いがなくなり
清粛できなくなるので、乾咳して痰がないか、粘っ濃く吐き出しにくい痰。
津が傷付いて燥と化し、気道 ( 気管支 ) の潤いがなくなるので
唇舌咽鼻も乾燥状態となる。
肺気は衛に通じているので、肺が燥邪に襲われると身熱や悪寒などの
衛表症状も現れることが多い。
表証であっても寒熱の程度で、さらに涼燥と温燥に分けられます。
涼燥の性質は寒に近いので、風寒に近い表証が現れる。
温燥の性質は熱に近いので、風熱に近い表証が現れる。
もし燥邪が火と化して、肺絡を焼いて傷付ければ、胸痛と喀血が起き
燥邪が津を傷付ければ、津が傷付いて陽亢となるので舌質は紅が多くなる。
邪が肺衛に偏れば、舌苔は白が多く、燥邪が肺を襲えば
舌苔は黄になる事が多い。
脈象も病状の変化とともに異なるが、一般的に言えば燥邪が肺を犯したものは
数脈が多く、邪が肺衛に偏っていれば浮脈が多く、津が著しく傷付いていれば
細数脈が多くなる。

東洋学術出版社 2005-06
売り上げランキング : 260903
おすすめ平均 
困ったときにこそ・・・
【 舌脈 】 舌紅・苔白~黄・乾燥 / 脈細数
【 治療原則 】 清宣潤燥
【 処方穴 】 魄戸・イキ・孔最・列缺 / 太谿
ひさしぶりに臓腑弁証UP♪
最近mixiのコミュニティで、臓腑弁証なんて時代遅れで使えない
なんて意見もあり、ちょっと残念。
すこし見方や解釈を変えれば充分現代鍼灸 ( 自律神経反射 ) で
応用が効くし、なによりも ” 病症の理解を深める ” 事がそれこそ東洋医学
( 弁証論治 ) の最大の特徴だと思うのですが・・・
科学的アプローチは?根拠は? と
西洋医学至上主義 に生まれ育った鍼灸師は特にこういう傾向が強い。
鍼灸師なのに判断基準が西洋医学ですから・・・
どうしてお医者さんにならなかったのだろうか?
そういった方々が患者さんに、鍼灸は東洋医学ですとイメージだけを
利用しているなら、それは矛盾しているのではないかと思う。
良ろしかったらクリックお願いします♪
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
動画を使った治療院のプロモーション
- 2010-03-11 (木)
- モナコで乾杯!UNITE-project | 便利 | 日記 | 鍼灸
最近、youtube にも ” 治療院や整骨院 ” の動画が随分UPされています。
もちろんその動画からHPへ案内するのが目的になるかと思いますが
面白いツールがあるので紹介。
既にご存知のかたも沢山いるとは思いますが、youtube の画面に
リンクボタンを設置するツールです。

動画のアドレスやリンク先、キャッチーコピーを挿入して
右下の Get Code を押せばあっという間に Ended code が・・・

あとは、左下の Enbed code をコピーしてブログやHPに貼り付けるだけ。
治療院のHPがあって、他に院長のブログなど・・・
併設されて運用なさっている方もいらっしゃいます。
そこからHPへ案内するときなど、プロモーションに使えるのではないでしょうか!
アイデア次第で面白い使い方ができると思います。
グループで一緒に活動している 「 晴れやか鍼灸整骨院 」 さんように作ってみました。
よろしかったらどうぞ LinkedTube
良ろしかったらクリックお願いします♪
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
熱邪壅肺
■ 臨床症状
咳嗽し痰粘稠で黄色・気喘があって息が粗く、壮熱があって口渇
煩躁不安・酷ければ鼻翼をピクピク扇動させて衂血や喀血がある。
あるいは胸痛があり、咳して膿血、生臭い痰を吐く。
■ 考察
熱邪壅肺証は、肺病の一般的な症状に裏熱証が加わっているのがポイント。
熱邪が熾盛になり、肺臓を内壅 ( 体内で塞ぐ ) すれば、肺気が上逆して
咳嗽となる。
液が煮詰められて痰となるので、痰が粘稠で黄色い。
清粛が行われないので気喘となり息が粗く呼吸困難。
裏熱で蒸し上げるので、それが体表に充ちて肌膚が熱くなる。
体内で陰津を焼いて蒸発させるので、喉が渇いて水を飲みたがる。
熱が心神を乱すので心煩して落ち着かない。
もし痰と熱が一緒になって障害すれば、肺系を壅滞させて気道が
不利になり、肺気が塞がって閉じ鼻翼を扇動させる危険な状態となる。
もし熱が肺絡を傷付け、絡を損ねて血が溢れれば鼻血や喀血。
また痰熱が肺絡を滞らせれば、気滞血壅 ( 気が滞って血が塞がる )
となり、絡脈の気血がスムーズに通じなくなって胸痛となる。
血が腐って化膿すれば咳して膿血や生臭い痰を吐き出す。
裏熱が熾盛になれば、津液が熱で蒸発して少なくなり
腸が潤されなくなるので大便が乾結。
尿を作り出す津が不足するので、小便が短赤
( 短が尿量が少ない。赤は熱で煎じ詰められて色が濃くなる ) になる。
風熱犯肺証と熱邪壅肺証は、どちらも痰が粘稠で黄色いのが臨床症状であり
いずれも外感熱病に属する。
ただし病変の性質病状の程度予後や転帰などが異なる。
前者は邪が肺系にあり、風熱表証を伴って病状が軽く罹患してから短くて
予後も良い。後者は熱が肺臓を塞いだもので、病が裏にあり
一連の裏熱証を伴って病状が重く、罹患してから時間が経過しているが
ただちに正確な治療をすれば予後も良い。
症例から学ぶ中医弁証論治
生島 忍 
【 舌脈 】 舌紅・苔黄・乾燥 / 脈滑数・数有力
【 治療原則 】 清熱宣肺・止咳平喘
【 処方穴 】 大椎・風門・膻中・大陵・支溝・魚際・内関・足三里
良ろしかったらクリックお願いします♪
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
鍼灸と広告
ポスターに描かれた女性の背中に、鍼を見立てて
画鋲を刺した広告。
スーパーマーケットやコーヒーショップに多い掲示板に掲出された
鍼治療院の広告プロモーションだそうです。
海外のものですが、非常に斬新でセンスが良いなと思いました。
日本の場合、鍼灸というとまだまだ古臭いイメージがあるので、
こうしたイメージだけでの請求は難しいかもしれませんが、
小さなサロン的治療院ならこうした宣伝方法も効果あるかも!
そう思ったので紹介。
機会があったら真似してみたい。
良いデザインって人を惹き付け、内容やその業がもっている
奥行きまで訴える力を持っている。
しかしどんなにデザインが良くても提供する業が薄っぺらだったら
これはどうしようもない。
プレゼンテーションするにはマジックとロジックという言葉がありますが、
どちらもバランス良く身につける事が大事と思うこの頃。
鍼灸と言うと、学生時代から思ってた事なんですが
「 東洋医学 」 の概念だけが一人歩きしてしまってる感もあって、
自分がこの世界に入ってみる前に思っていた憧れに近い感覚というか
魔法のような 「 東洋医学 」 って存在しません。
中には、何でも治るみたいな事を ” ほのめかす “ 人はいると思います。
しかしそういった方々はグレーな部分をアピールしてるに過ぎません。
むしろ、東洋医学って自然に近い営みって何? という経験医療ですから
「 農業 」 なんかもそうですが、農薬使わなければ手間のかかるものです。
薬だって一緒。 胃薬だって胃を治してる訳じゃありません。
例えば、胃がムカムカしてるのを胃薬で止める。
これって本当に胃が悪いんでしょうか?
体の都合から言えば、胃は正常なんです。
これ以上胃に負荷をかけて欲しくないから、体は胃がムカムカすると言って
サインを出している。 でも胃が悪いと思ってせっせと薬を飲む・・・
サインを薬で止めてるだけ・・・整えてるわけじゃないですよね。
そういう意味では鍼灸なんかでも 「 耳つぼ 」 で痩せるとか、
「 美容鍼灸 」 で綺麗になんていうのが短絡的な広告とでも言いましょうか。
まあ、それに準じる施術者やお客様がターゲットでしょうから何とも言えませんが・・・
どちらにしても、こういう便利と不便・効率と非効率の狭間で、物や生き方を
選択していく時代になってきてるんだと思います。
誰に対してどのような広告を打つか、改めて考えてみるべきだと思いました。
良ろしかったらクリックお願いします♪
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
ホーム > 鍼灸










