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anarchy in the oriental medicine Archive
Anarchy in the Oriental Medicine 6
- 2008-12-27 (土)
- anarchy in the oriental medicine | モナコで乾杯!UNITE-project
『 無秩序な東洋医学 』
前回 のあらすじ
希望を持ってこの道を選択したものの、あまりのギャップに
アナーキーな視点で業界をみるようになっていたおいら。
でもその介あって、自分の理想というのも少しずつ見えてきた。
必要な事はなんなのか?そう模索しながら過した数年。
こんな自分だからこそ何かできることもあるはず。
『 仲間を募ってまずは小さなグループを始めよう。』
その思いがやっと実現することに!
自分のビジョンとグループ理念をまとめ、複数の知人にプレゼンを行った。
賛同を頂くこともでき、そこから手探りの活動を皆ではじめています。
UNITE というグループを作りました。
理念は個人・グループ・社会のニーズを満たすこと。
自発的な相互扶助と良い関係がテーマ。 だから UNIT+E
ひねりもなく、単なる語呂合わせ。
まずは各個人のもっている治療法や知識を共有することからはじめ
今後、それを発展させた形で体系化していこうと思ってます。
現在のテーマは 『 腰痛 』
腰痛といっても様々な病態がある。 しかも リサーチ してわかったように
明確に病態整理と診断テスト法・各疾患に対する治療ができる人は少ない。
だったら診断チャートを使って、誰にでも簡便に治療まで結びつくシステムを
手技療法と鍼灸を組み合わせて作ろうと動いてます。
さっそく鍼での腰痛に対する打ち分けをメンバーでやりました。
PR撮影も兼ねて・・・ そのうち勉強会を開こうと思ってます。
患者さんと治療者・・・そして自分自身が喜べる活動をしたい。
東洋医学にイノベーションを・・・
今はまだそんな気持ちで動いてます。
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Anarchy in the Oriental Medicine 5
- 2008-12-20 (土)
- anarchy in the oriental medicine | モナコで乾杯!UNITE-project
『 無秩序な東洋医学 』
前回 のあらすじ
『 ずさんな教育制度 』 とモラルの低下。
治療できない資格者を増産し続ける学校。
不のスパイラルはもう止まらない。大きな自浄作用は確実に働き出している。
不況の波に飲み込まれる今、東洋医学は必要とされるのか?
以前柔道整復の保険問題を取り上げてみましたが、やっていることは
ただのマッサージ。保険が危ないと現金治療にシフトしようと頑張られている
人達もいるようですが、そうなっても今度は町に溢れる整体と変わらない。
保険がつかいずらくなったら、患者さんの認識はそんなものだと思います。
鍼灸に関しても 「 ちょっと不思議な東洋医学 」 でイメージは衰退の一途。
「 ちょっと不思議な東洋医学 」 これって世間のイメージが先行しすぎた形で
非常に危ないと思う。 「気」や東洋医学でなんでも治るといった類のオカルト。
患者さん・施術者だってそういったイメージを妄信的に信じ込みたい。
とくにそういう世界に憧れてこの業界を目指そうとする人もいるでしょう。
鍼は痛くない、刺さなくても効く・・・経絡がなんちゃらかんちゃら
そんな事言う鍼灸師もまだ沢山います。
刺さなくて効くなら鍼なんてやらなくていいじゃないですか!
おいらも学生時代、右も左もわからず不思議系セミナーに習いに行ってしまった
事もあります。現在ネタにすること以外まったく役にたってません。
鍼って、がっつり緊張した筋へ刺すから効くんですよ!
そうすればズシーンと響きます。
そして手では届かない人体の深い部分にも刺せるから鍼を使う意味が
ある。 そこに必要な知識は解剖生理です。
それから中医学に段階を進めれば良い。 まして学校教育で
陰陽五行論・臓腑・経絡もろくに理解してない鍼灸師が八綱や他の弁証で
診断なんか立てられる訳がないんです。
学校の教科書に載せてる疾患別の経穴処方だって、おそらく漢方と
鍼灸併用で考えてた古典派の処方穴だから全然意味無い。
また脈にしろ、それが合ってるかさえ判定するシステムがない・・・。
古典に書かれてるような脈証って現代と違ってもっと重病の方だと思います。
唯一あるとすれば患者さんが治ったかどうかです。
これって医療なんでしょうか?
もちろん名人芸のような先生方もいらっしゃいます。
こないだも@鍼灸に参加頂いてる先生で、鍼とボルタレンでどっちが
有効性があるか 「腰痛 」で立証しようというお話がでてました。
こういう積極性のある先生方ってほんとにごく一部。
でも 「気」のパフォーマンスを利己的に扱う療術家ほど医療のカテゴリーには
入ってきたがらない。もっとわからないスピリチュアルな彼方へ行ってしまいます。
彼らの信じて疑わない 「都合の良い、気や霊の世界」は悪までグレーな部分
であって東洋医学ではないと思うのだが・・・ まあそれも世間には東洋思想と
認識されているのでしょう。
そういう施術に心惹かれた患者さん・施術者も自覚のない妄信は彼らのエサ。
その人にしかできない感覚の世界だったりします。
確かに患者さんが治ればなんでも良い。
でも人は育ちません。 体系化なされてませんから。
凡人のおいらは解剖整理を理解して五大疾患
( 腰痛・腰下肢痛・膝痛・肩痛・首痛 ) をこなせるようにするほうが
よっぽど早いと思って頭を切り替えた。
実際、ほとんどの患者さんのニーズはそこです。
でも五大疾患でさえ技能を修得するのにえらく時間がかかりました。
これはと思った治療法を探すのがまず大変。
実際にそれを追試していく環境を作るのも大変でした。
そしてこれは有効と手ごたえを感じるまでひたすら繰り返す。
数年間ずーっとこんな感じでした。 しかし 『 類は類を呼ぶ 』
ある活動をきっかけに、同じような経験をしてきた仲間と出会った。
自分を肯定する嬉しさに朝まで何度も酒を酌み交わし語り合った。
考え、治療法、尊敬する先人、業界の未来、自分の行く末・・・
『 グループを作ってなにかをやってみよう 』 そう思った自分がいた。
次回・・・ 『 unite結成 』 に続く
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Anarchy in the Oriental Medicine 4
- 2008-12-13 (土)
- anarchy in the oriental medicine | モナコで乾杯!UNITE-project
『 無秩序な東洋医学 』
前回 のあらすじ
『 専門学校の乱立 』 で、もはや治療業界の激変は確定。
増やすだけ増やして、突然崩壊させる。なんだかやり方が
バブル経済の構造とそっくり。そう疑問をもった・・・。
こんなことしてたら、騒がれ始めた健康保険や不正請求問題の
解決にならない事など、最初からわかっていたはずだ!
政策の矛盾に光を当てず、そこにモラルの問題を持ち込むマスメディア。
モラル? モラルまで教えられる専門学校ってありますか?
専門学校とは、高校を卒業してすぐの若者から50過ぎの
年輩者まで、さまざまな人が入学してきます。
国家資格を取得する目的は一緒ですが、モチベーションだって
バラバラ。覚えが悪くてもなんとか頑張る年輩者から、
何も考えず入学してきて、これから自分も被害者の1人となるのに
怠惰なそぶりをみせる自覚の欠如した人まで。
挨拶やコミュニケーションさえまともに取れない人もけっこういました。
学校は、結局この人達を中心に授業を進めざるを得ない。
なぜか? 国家試験合格率という体裁をきにするのが学校ですから。
モラルを求めるなら俄然、義務教育に目を向けるべきだろう。
「平等、波風は立てない」 それを美徳や道徳と教育されながら
『 開業率1%を切る競争社会 』 が業界の現実です。
道徳を社会主義に求めるものの、競争という資本主義で弱肉強食の
世界を強要しているのが今の日本。
そんなモラルの欠如した?生徒にあわせて専門教育が行われるのだ。
おそろしくレベルを低下させている。
解剖整理など絶対必要な基礎科目ですら学校では満足に消化
できないし、実技に関しても教員が臨床を踏んでいなかったりと
ハチャメチャな現状があります。
学費以外でお金と時間を使って、治療法の習得に躍起になった人
以外は卒業しても治療ができません。
ということは、専門学校教育では治療はできないという事です。
そんな人材に東洋医学という看板を背負わせ、学校は世に輩出する。
こないだある鍼灸学校の3年生がインタビューに答えていた。
卒後の目的は何ですか?と・・・
元気いっぱい 『 未病 』 を治していきたいと言っていた。
言葉が悪いですが、正直大丈夫かな?この人と思ってしまいました。
『 未病 』 とは病気がまだ発現する前の状態。それを未然に防ぐ
医家が最高とされ、治療家目線で言えば最高レベルの治療です。
ほんとにそう思っているのか?
3年生になって、ある程度治療を施せば、「未病」その言葉が
あまりにも巨大な格言であり、自分の実力と理想とのギャップに
気が付きます。
業界のイメージを気にして放ったコメントとも受け取れなかった。
きっとこの人は本心からそう思っているのだ・・・
こういう事を笑顔で言う治療者や教員・学生に限って
腰痛も治せなかったりする。
ましてモラルの話に戻れば、学校(教育)とは生徒の資質を開花させること。
それがしいては業界の繁栄につながることだと思うのだが・・・
しかし今の制度はどうであろうか・・・学校は教員の為にあるところだ。
彼らの役割は、医療体系という枠組みで 「社会的奴隷を生み出すこと」
教育に関して、自分がプロフェッショナルな教員であるという自覚を
持ってる人もはっきりいって少ないのではないだろうか?
それでも学校は卒後自己責任とし、それが業界にどう影響を与え
跳ね返ってくるのか、危惧を全然してないように感じる。
これから資格者の最良の方法は 「安い賃金で病院などに雇われること」
それくらいしか選択の余地もなくなると思います。
実際、本業が整形外科なのに接骨院を経営する所もあるようですから。
これって安く労働力を確保し儲けるため・・・ですかね?
安く雇うには労働者に選択権をなくすことが一番です。
文句言わせず唯働かざるを得ない環境を作リ出すこと。
すなわち貧乏にさせる。
それには馬鹿を量産するのが賢いやりかたです。
就職先が整形外科や接骨院ですから。
一番ひどいのは鍼灸のみの人。
大抵はどこに行ってもマッサージやスイッチマンで、鍼の上達など
望める訳がない。
まさに東洋医学市場は奴隷生産工場です。
いっそのこと東洋医学の資格者は西洋医学体系の病院・整形外科など
で働かせてはいけないという法律を作ったらどうか?
もしそうなったら失業者だらけですよきっと。
でもそれと同じような状況を自ら作り出している。
「 凡人は馬鹿からも学べるが、馬鹿は凡人からさえ学べない 」
自分の身を置く業界を、もっと大きな視点から診る必要がある事に
改めて気がつきました。
怠惰な教育システムが自分たちに跳ね返ってくる日は近い。
次回・・・ 『 東洋医学は医療なのか? 』 に続く
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Anarchy in the Oriental Medicine 3
- 2008-12-08 (月)
- anarchy in the oriental medicine | モナコで乾杯!UNITE-project
『 無秩序な東洋医学 』
前回 のあらすじ
『 不条理な世の中の仕組み 』 をとあるきっかけで知った驚き。
加速する日本経済危機・・・ そんな渦中で業界の展望をアナーキーな
視点で観ることが自分を守る術になると思ったおいら。
専門学校の乱立も、もしかしたら意図的な治療業界バブルなのか?
ゆらぐ健康保険問題の中、柔道整復業界の保険不正請求問題が
取り正されている。朝日放送のムーブから始まった接骨院の不正請求問題。
『 接骨院の不正請求問題~目を覚ませ!日本柔道整復師会 (前編)』
『 接骨院の不正請求問題~目を覚ませ!日本柔道整復師会(後編)』
たしかに不正請求はよくないです。
税金の無駄使い!と怒る人も沢山でてくるでしょう。
そして、接骨院は骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷 (肉離れ)のみ
健康保険を適用する事ができ、これ以外の疾患
(慢性の腰痛・関節痛・肩凝りマッサージなど)は柔道整復師は施術を
してはいけない事になっている。 この事実にほとんどの方は驚くと思う。
しかし柔道整復の歴史をひも解いてみれば西洋を万能とする
医療制度改革が行われる前までは、鍼灸・あんまと同じように
自国の伝統医療として発展し存在していたものです。
ここでも敗戦による西洋化の犠牲がみてとれる。
実際、骨折・脱臼で接骨院に行く人は今は少ないだろうし、
まっとうな業務(適応疾患のみ)で生活できている柔道整復師って
いるのだろうかと勘ぐりたくもなります。
そして極めつけの動画が、不正請求の責任は柔道整復師だけではない
国民の意識も必要と訴える 『 厚生省監修・接骨院の選び方 』
結局悪いのは、柔道整復師と国民というスタンスに話が摩り替えられていく。
政府のずさんな体制という背景までは、この番組でも究明しようとはしない。
不条理な世の中の仕組みに気づいたおいらは、どうも裏を読んでしまう。
国民健康保険という甘い誘惑に踊らされる、柔道整復師。
それに便乗した学校ビジネスと業界。 増え続ける不正請求。
はじけたバブル経済とどこか似ている。
いったいどんなシナリオを用意しているのだろうか?
犠牲になる者はいつだって私たち家畜です。これを忘れてはいけない。
そして無知ほど怖いものはない。
次回・・・ 『 馬鹿を育てる教育?』 に続く
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